2014年04月02日

若年者と比較した中高年者の運動反応と前期・後期CN

第66回早稲田大学 生理心理学精神生理学研究会
日時 :2012年12月22日(土)16:00-17:30
場所 :スポーツ科学部570実験室
演者 :望月芳子さん;早稲田大学スポーツ科学研究センター招聘研究員
演題 :若年者と比較した中高年者の運動反応と前期・後期CN
    The motor reaction and the early and late CNV in the middle-aged
    compared with those in the young.
【要約】
 本研究では中高年者と若年者における運動反応と前期・後期CNVの関係を,多部位から測定した随伴陰性変動(contingent negative variation,CNV)によって比較検討した。参加者は中高年者8名と若年者8名とした。CNVパラダイムを用いて,反応タイミングに難易を設けた。分析の対象は前期・後期CNVの振幅と,命令刺激に対する反応時間(reaction time: RT)とした。結果を調べたところ,両群のRT間には有意差がなく,条件間にのみ有意差がみられ,タイミングが困難な条件のRTは安易な条件よりも遅延していた。中高年者群の前期CNVの振幅は,若年者群よりも大きな値を示した。タイミング困難条件におけるFzとCzの前期CNV振幅値は,タイミング安易条件よりも大きな値を示した。また,両条件における中高年者群の後期CNVの振幅は,若年者群のそれよりも大きな値を示した。Czの後期CNV振幅はFz,Pzのそれよりも大きな値を示した。これらの結果に基くと,両群のRTに差がなかったとはいえ,迅速な反応を遂行するために,中高年者群は若年群よりも,試行早期から反応準備や予期を高めていたものと考えられる。
ラベル:要旨
posted by wps at 13:08| 東京 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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