2009年12月20日

行為と結果の随伴性と事象関連電位

第62回研究会
日時 :2009年12月19日(土)16:30-18:00
場所 :早稲田大学スポーツ科学部
精神生理学実験室(570室)

演者  :正木宏明先生
     早稲田大学スポーツ科学学術院
演題 :「行為と結果の随伴性と事象関連電位」

今回,ギャンブリング課題遂行中に観察される刺激前陰性電位 (affective-motivational stimulus-preceding negativity: SPN)の生起要因として「行為と結果の随伴性(action-outcome contingency)」が重要であることを報告した.近年,報酬予期に線条体が関与することはfMRI 研究等で明らかにされている.Tricomi et al. (2004)は単純なギャンブリング課題を用い,自分の意思で反応選択できる条件と,予め決められた反応しかできない条件を比較した.その結果,前者の条件でのみ成立する「行為と結果の随伴性」によって尾状核が顕著に賦活することを示した.そこで本研究では,同様のギャンブリング課題を用い,情動-動機づけSPNを測定した.SPNは右半球で優位に出現し,行為と結果の随伴性によって増大した.この結果は,右島皮質と線条体に起因したものと考えられた.
ラベル:要旨
posted by wps at 22:54| 東京 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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